イベント

コーディングWebアクセシビリティを読んだ

5月14日木曜日にWebサイト設計・UI実装・アクセシビリティのモダンアプローチというイベントがありました。

そこでコーディングWebアクセシビリティ – WAI-ARIAで実現するマルチデバイス環境のWebアプリケーションというイベントに関連した書籍が販売されていたので、その場で購入したのでした。

その昔、アックゼロヨンというイベントがあった

その昔、2004年くらいにWebアクセシビリティ関連のイベントでアックゼロヨン(Ac+C’04)というのが開催されました。10年以上も前のことです。

ちょうど、JIS X 8341-3というWebコンテンツのアクセシビリティ規格が生まれた年です。僕もこのイベントに参加していました。

このアックゼロヨンというイベントは、日本ウェブ協会という団体が主催しており、Webサイト設計・UI実装・アクセシビリティのモダンアプローチの主催であるBAさんのオフィス内に一時期事務所がありました(その後の経緯などはちょっと存じていないのですが)

それから10年あまり、これといって僕はアクセシビリティ方面の活動はほとんどしていませんでした(ちょいちょい日本バリアフリー協会さん主催イベントのFlash Videoプレイヤーのアクセシビリティ対応他ちいさなお手伝い程度のことはしていましたが)

今年の2月末、とある病気で入院することになり、目の関係でPCに向かえないという自分の人生史上かつてないイベントがありまして、少しこちら方面への関心の高まりを感じていたところでした。

PCを取ったらただの人以下である自信を持つ僕にとって、もし何かしらの障害をかかえた際もこれまで通りの活動をしたいとの思いがあります(なんてことを書くとアクセシビリティの狭義の面ばかりがピックアップされるのでよくないということは承知しつつも)

しかし!

体も健康になり、元気に仕事ができるようになると、そういった決意のようなものは日々の仕事の中で失われていってしまっていたのです。この変化にもまたびっくりでした。

さて、そんな僕的機運が高まる中でのこの書籍です。

SPAが流行りのいまだからこそ取り組もう

長年、FlashやJavaScriptなどのリッチなコンテンツのフロントエンドやバックエンドを担当してきた人生を経て、高齢化が進む僕にとって大事なテーマの一つに違いないのがWAI-ARIAです。

コーディングWebアクセシビリティの書籍は、いわゆる難しい仕様がならぶというタイプのものではありません。よくわからないジョークなどもふんだんに盛り込まれており、楽しめる人には楽しめる内容となっています。

文字サイズも大きく、紙が厚くて、ページ数も少ないので、下手をすると立ち読みで済んでしまう危険がありますが、SPAをはじめとするダイナミックかつ非固定なHTML構造技術が注目を浴びるいまだからこそ、手元に置いてたまに眺めるのはいいのではないでしょうか。

これは個人的な推測なのですが、いまSPAで扱われているHTMLは、フロントエンドエンジニアよりもマークアップエンジニアが主役だったころの昔のWebに比べるとあまり文書構造について考慮がされていないのではないかという気がします(すみません、僕もです…)。

VirtualDOMによるHTMLの書き換え時に挿入されているHTMLは、ブラウザに渡されるときはHTMLになっていたとしても裏側の実装時には別のデータ構造だったり、謎のXMLだったりすることもあります。

コーディングWebアクセシビリティでは、Webアプリケーションのような利用者が使うタイプのコンテンツに焦点が当てられており、フォームを多用したりダイナミックに構造が変化したりするコンテンツに向けてのネタが多く含まれています。

ただ、フォームが多用する解説書は地味で事務的な雰囲気が漂ってしまいがちなところを、モダンなUIパーツ、例えばハンバーガーメニュー(個人的には正式名はナビゲーションドロワーだと思っていたけど、本書内ではナビコンと書いてあった)について解説されているので、いま読むと退屈しないでしょう。

ということで、興味ある方はぜひ!

Read More

Tokyo.cljで静的サイト生成ツールCryogenについて話してきた

2015/05/16 (土) 12:00から17:30まで行われた

に参加してきました。実際に参加した時間は14時からです。

Tokyo.cljは初参加

十数名の参加者がすでに会場にはおり、もくもくタイムでした。16時からがLTタイム。

ここで僕は、ここ2週間くらい取り組んでいたClojure製の静的サイト生成ツールCryogenについて話しました。

静的サイトを楽に作れるCryogenについて話した

このツールは、実際に自社サイトである

  • Greative – グレーティブ合同会社

のバックエンドとしても使っていて、小さな規模のサイトをさくっと作ったり、ブログツールとして非常に良いと考えています。

各種設定はClojureらしく、edn形式を使ってできます。

スライドは、入門用としてまとめたもので、たぶんこれを見ると大体のことがわかるのではないかと思っています。

実際にサイトを作成する際に、いくつかやりたいことがあったので、Cryogenを拡張して使っています。

Cryogenは、そのまま使ってもいいですが、拡張しやすい構成になっているので、おすすめ。

ということで、みなさんCryogenを使ってサイトとかブログを作っていきましょう〜!

このブログでも引き続きCryogenに関する情報発信を行っていきます。

Read More

統計的配色傾向コーナーもあるよ! Webデザイントレンド新潟は6/6開催

追加ネタを用意しての新潟参上です!

世界のサイト、上場企業3400社、地方自治体1700などの収集したキャプチャを分析して傾向をお伝えしているWebデザイントレンドですが、もう8年目。

このセッションは、僕の中のテクノロジー面、デザイナー面、メディア面の全てをクロスオーバーさせたコンテンツとして長年にわたって続けています。

今回は、新潟で行われる「CSS Nite in NIIGATA, Vol.4 w/新潟グラム

にて「Webデザイントレンド:キャプチャで振り返る2014ー2015年の潮流」としてお届けします。

新潟県内にお住みの方、隣接県にお住いの方、今回はおすすめなので是非来てください。損はしません。

どんな追加ネタかというと…

さて、今回のWebデザイントレンド、自動クロールを続けている定点観測キャプチャを中心とした解説をこれまで通りやるのですが、加えて追加ネタとして用意中のものがあります。

これまで貯めた膨大なキャプチャは、すでになかなかのビックデータとなっており、新しいキャプチャから傾向を分析するだけでなく、貯めてあるものからどう情報を引き出すかということも大事と思う今日この頃です。

今回は、そんなアーカイブの色の傾向についても調査してみることにしました。

解析を独自に構築しているJava/Clojureを使ってシステマチックに分析し、それらアウトプットについて思索を続けています。

例えば、地方自治体で2014年に使われた色ってどんな傾向があったんだろう?

全体を見ていない人は「各自治体ごとにそれぞれ自治体の色があるから見ても無駄なんじゃ?」と思ってしまうかもしれません。

でも永く見てきていると、意外とそうでもなかったりということがわかってきます。

同時期にまったく正反対の色に変化するサイトはいくつもありますし、それらが意外と似通っていたりもします。

こういうのは見てみないと見えてきません。そこから何かが見えてくるのか、見えてこないのか。わくわくしますね。

5年前からの変化は? 流行色との近似は?

5年前からの配色、面積の変化はどうだったかなんて、たぶん今となってはなかなか産み出せる情報ではないと思います。

色の情報は、頻度などの情報と共にデータベースに格納してはいますが、いろいろとやってみたい分析があり、まだ絶賛研究中です。

だから僕自身も楽しみ。

デザイントレンド久々の単独セッションだったり

ここ数年は、誰かとタッグを組んでデザイントレンドを行うことが増えましたが、初期は僕のみで講演していました。

個性豊かなゲストがいないので、当然幅は減りますが、僕ならではのこだわり情報の深度は増えると思うので乞うご期待!!

今回、「これからのWebサイト設計の新しい教科書 CSSフレームワークでつくるマルチデバイス対応サイトの考え方と実装」でおなじみ、まぼろしの松田 直樹さんのセッションもあり、こちらも期待です!!

開催情報

  • 日時 : 2015年6月6日(土)13:30-18:00(開場13:00) (終演時間は変更の可能性アリ)
  • 場所 : 朱鷺メッセ 中会議室 301 (新潟県新潟市中央区万代島6-1)
  • ハッシュタグは #cssnite_niigata4
  • 申し込み : http://cssnite.jp/niigata/vol04/
Read More