Webデザイントレンドセッションにおける地方版までのコンテンツ展開


1/18(土)に開催する静岡版について告知は、既に下記のエントリにて行ったので、

静岡でパワーアップ版Webデザイントレンド再演します!

今回は、地方版への意気込みについて、過去的なものやプロセス的なものも振り返りつつ、つらつらと書いてみようと思います。これらの経緯が、誰かの何かのコンテンツ作りの参考にでもなればと。

ことの起こり

地方版をはじめておこなったのは、いつだろうともはや記憶が定かではないのですが、今までにWebデザイントレンドとして訪れた場所は、静岡、福島、福井、青森、大阪、山梨、長野となります。

このWebデザイントレンドの大元は、1998年にはじめたWebデザインの専門メールマガジンのクールサイトレビューであり、これは当時はほぼ皆無であったWebデザインの専門誌的な立ち位置としてスタートし、その後、数々のオンラインメディアや雑誌などを経て、CSS NiteのShiftへとたどり着きます。そしていつのまにか7年。

Shiftの第1回目は、Apple store銀座で持ち時間は15分というものでした。

第1回目は、大変慌ただしいもので、今でこそ1時間以上の持ち時間をいただき、300人近い参加者の前でお話させていただいていますが、最初は小さなものだったのです。

地方版は、何回か後のShiftの終了時に打診いただいたのですが、当時はまだ、僕が一人で出て行って話すというスタイルでした。

一人でネタを考え、話すスタイルは、これはこれで良くて自分の想い的なものを深く投げることが出来るのですが、話題の広がりという部分では物足りなさが残ります。

その後、今一緒に登壇している坂本さんや矢野さんと組んで登壇するようになって、自分の中でクローラー&リサーチャーとしてのポジションが固まりつつあった時に、地方版に出演することになるもののフルメンバーが登壇することがかなわないという事情が重なり、ひょんなことから現地の人と組んでWebデザイントレンドを実行するという流れになりました。

これが、結果的に、東京でやったものとは違う不思議な妙味を持ったセッションとなりました。

参加者の評価はそれぞれですが、地元の人が出たことによる会場との一体感や、同じネタだけど展開が異なるという面白さがあり、なかなか面白い方向性だぞと思うに至って、各地方版ではその土地の人を交えることで、ようやくWebデザイントレンドセッションが完成すると今では思ってます。

コンテンツができるまでの流れ

Webデザイントレンドのコンテンツ作りですが、自分で収集してきた大量のURLとキャプチャの固まりを整理するところから始まります。

これら取得したキャプチャは、まず昨年と比較してリニューアルしているかどうかという視点で第1次振り分けを行います。その他、昨年の傾向と比べて、変化があったところなども抽出していきます。

年末に行われるセッションなので、その時期になると「今年のトレンドほげほげ」的なエントリーは大量に発生するのですが、そこはまったくチェックはせず、あくまで収集したキャプチャと昨年までの傾向分析をもとに抽出作業をします。

この時点で抽出されたサイトは、個人的には「タネ」と読んでいます。

続いて、これらキャプチャについてツール上で登壇者にいろいろなツッコミを入れていってもらいます。

このツールがちょくちょくスライドに出てくるvaqumと呼ばれているもので、☆印やコメントの記述が出来るCMS的なツールとして作ってあります。 登壇者のコメントと自分の分析結果などをふまえて、徐々にその年のトレンドのようなものが浮かび上がってきます。

ここはオンライン上の企画会議的な意味合いがあります。登壇者にはイベント当日にならないと会えないケースが多いためです。

トレンドは既知のものもあれば、そうでないものもあり、この時点でShiftで話す内容が固まります。 この状態になった情報の束を「ネタ」と呼んでいます。

この「ネタ」をもとに、簡単に流れが記述された台本的なものを作成し、それにとらわれず比較的フリーダムに進めていくセッション当日をもって「コンテンツ」として一応の完成をします。

要約すれば、大量に集めた「タネ」から生えてきた「ネタ」という切り口を、歴史的な視点と専門家の視点から、でもなるべく平易な語り口で調理して「コンテンツ」にするというあたりを目指してやってます(言葉にすると普通か。。)

Shiftでは、参加者のアンケートというものが大変に重要な位置づけを占めており、登壇者は実は一喜一憂しながらアンケートを年末に読みます。 すると、一応出し切った感があるセッション内容にも、いろいろな補足が必要だということが見えてきます。

それら反省点に加えて、地方ならではの登壇者を加えての新しい視点や切り口を加えることにより、地方版では、より新しい価値的ななにかを加え、より洗練されていくのです。

そんなわけで、静岡版はまだまだ募集中なので、静岡県や近隣県に住んでる皆さん、来てねー。

Webデザイントレンド in 静岡 2014 | 静岡のWeb系勉強会/セミナー Knock! Knock!(ノックノック)

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